202110 - IPAプロジェクトマネージャ試験を受けてきた(追伸: 不合格だった)
先日行われた2021年度IPAプロジェクトマネージャ試験を受けてきた。
ちゃんとした振り返りは後日行うとして、一旦 今の気持ちを吐露しよう。
自分はどんな人
- webエンジニア
- IPAまわりだと データベース、セキュリティ、ネットワークは取得済
- 今回初めてマネージメント系の試験を受ける
- 古本屋で購入した ALL IN ONE パーフェクトマスター プロジェクトマネージャ 2020年度 (情報処理技術者試験) を用いて学習
試験に至るまでの感想
結論から。今まで受けてきたIPA試験に比べると、簡単な印象。
参考書にはあれこれ書いてあるが、すべてを詳細に理解せずとも問題は解ける。
他のIPA試験では、概念そのものを理解する必要があったが、
マネージメントは、最終的には人間関係に帰結するため、今までの人生経験で補えるものが多い印象。
例えば、学生時代 部活で次回の試合に向けて
- 目標・戦略をチームメンバで議論する。
- 目標に向けて計画を立てる。
- 実践する。修正する。
こんな経験があれば、理解しやすい印象。
新しい用語もあるが、経験に紐づくものが多いので、覚えやすい。
思想的な部分も、経験に基づく基盤があるため受け入れやすい。
今までの試験に比べてかける時間も最も少なく済んだ。
子育ての合間時間でこなしていた身としては助かった。
試験を受けてみて
簡単と言っておきながら、当落線上の印象。。。ずっこけ。
理由は午後1。
今までは、ウォーターフォール が前提の問題ばかりだったが、
問1、問2ともにアジャイルが前提となっていた。
不確実性を受け入れるアジャイルが前提となったことに伴ってか、
過去問では問題文の中に答えが記載されていることが多かったが
自分で要約する問題が増えた印象。
過去問に過学習しすぎてしまっていたためか、今までの形式の押し込めようとするバイアスが働き
柔軟に回答ができなかった。反省。
まだ、公式解答は出ていないが、TACやitecの解答速報を見てみても解答にばらつきがあり、
自己採点しても どちらにしろギリギリかなぁという印象。
参考書をケチって古いものにしたことも仇になったか。反省。
今年PMBOKの7版が発行され、大きくアジャイルにシフトチェンジしたことが話題になったが、
思いの外早く、対応してきた印象。
今後、PM試験はアジャイルを意識した問題の割合は増えること。すなわち時代に即した試験になることは自明。
今回未受験の方は、来年以降受験するといい勉強になるかも。
追記: 結果が届いた
落選。
試験後の所感どおり、午後1が数点足らなかった模様。
残念。
だが、付け焼き刃ではなく、よし本質的に・深く マネージメントを理解するためのきっかけとなるように。
また来年チャレンジするぞ。
ということで次回に向けた反省
- 参考書はケチらず最新のもの買おう...
- 半年前くらいから学習スタートして 試験範囲のみならずマネージメント全般について学んでいこう